カジノでのcraps

カジノでのcraps

カジノで遊ばれるゲームの一つにcrapsと呼ばれるものがあります。
これはダイス2個を用いたものですが、日本ではほとんど馴染みがなく、家族とか友人の間で遊んだことがあるという人はほぼいないのではないでしょうか。
ですが特にヨーロッパのカジノでは人気のあるゲームであり、大勢でも盛り上がれるものとしてよく人だかりができていたりします。
ルール的にはお世辞にも簡単とは言い難く、これもとっつきにくくしている原因かもしれませんが、一度原理というか中身を理解してしまえば全く訳が分からないというようなものではありません。
また、遊ぶためには当然ルールは知っているに越したことはなく、その方が楽しいに決まっていますが、賭けに勝つという点だけに絞って考えるのであれば、実はルールなど一切知らなくても賭けることはできますし、勝敗に影響を及ぼすようなこともほとんどありません。
ですので純粋にギャンブルを楽しむ観点であれば、ふらりと立ち寄って思いついたところに賭けるということもできます。

crapsのルール

このゲームでは、ダイス2個を振って出る合計の数字でディーラー側の勝ちかそれともプレイヤー側の勝ちかが決まります。
そして、一発で決着がつくようなことは必ずしも多くはなく、決着がつくまで何度でもダイスを振ることも特徴の一つであり、ダイスを振るごとにドキドキ感というか、期待感や高揚感が味わえることも魅力の一つになっています。
このようなゲームはカジノでは少ないかもしれません。
カジノでのギャンブルには珍しく、ダイスは実際に賭けに参加している者自身が振ることができるようになっています。
1台のテーブルで複数の参加者がいても、それぞれが別々にダイスを振ってディーラーと勝負するのではなくて、1回の賭けで行われる勝負は常にディーラーとプレイヤーの1対1です。
ちょっと複雑かもしれませんが、賭けに参加する人は、ルール的にはプレイヤーの勝ちに賭けることだけではなくディーラーの勝ちに賭けることもできます。

バカラに似たところがある

知っている人もいるかもしれませんが、この点はカードゲームのバカラに似たところがあります。
バカラでも、バンカーに賭けるかそれともプレイヤーに賭けるかは参加者の自由であり、プレイヤーに賭けなければならないと決まっているわけではありません。
ただし、参加者が複数名いるような場合、現実的にはほとんどがプレイヤー側の勝ちに賭けるものです。
そして重要なことは、そういう際には参加者のうちの1名が代表してダイスを振ることになるのがバカラとの大きな違いです。
もちろんイカサマなどはできないようになっていますが、当然ながらこういうゲームでは祈りというか念じる心や気持ちが誰しもあるに決まっており、プレイヤー側の勝ちになる数字が出ることをその場にいる全員が願っていることになるわけです。
ここで、いくらルール的には認められているからという理由でも、ただ一人だけディーラーの勝ちに賭けている人がいるとしたらどうでしょう。
全員がプレイヤーの勝ちになるように祈り念じている中で、なぜか一人だけ悪魔が紛れ込んでいるようなものと感じませんか。
全くそのとおりで、ルール上は完璧にOKでも、人間の気持ちはそんなものではないです。

マナーに気を付けること

もちろん暴力はいけませんのでそんなことをしたからといって袋叩きにされるようなことはないでしょうが、場を確実にしらけさせることは請け合えます。
つまり、いくらそれまで大勢の人が盛り上がっていたテーブルであっても、たった一人の気持ちを解さぬ人のおかげで皆は離れていってしまうことでしょう。
要するにマナーの問題だということです。
ルール解説にはこのようなことは一切書かれていないことも多いですが、実際にカジノで遊ぶとなると訳が違うというか、冷や汗をかくことになるかもしれません。
なお、これは大勢の、しかも別に気ごころが知れているわけでもない見ず知らずの人たちが集まっているようなテーブルでの話です。
仲間どうしで一緒に一つのテーブルで遊ぶような場合は、人間関係によっては何の問題もないかもしれません。
また、例えば自分一人だけでディーラーと1対1で遊ぶようなこともあるかもしれません。
このゲームは先にも書いたように盛り上がりが期待できますから、自分一人だけということは考えにくく、たとえ最初はそうしていても自然と人だかりが生じてくるものではありますが、深夜とか早朝の時間帯など、そもそもそのカジノ自体の入場者が少ないような場合にはあり得る話です。

まとめ

このように一人で遊ぶような場合にも何の問題もありません。
実をいうと、このゲームは確率的にはプレイヤーが勝つよりもディーラーが勝つ確率のほうがごくわずかではありますが高くなっています。
マナーを逆手に取った小賢しいやり方だなと憤慨する人もいるかもしれませんが、マナー的にも問題ないシーンであればこの事実を活用させてもらわない手はありません。